10月
Vo.:越とDr.:須藤でバンドを作ることを決意。
越の高校の後輩だったKb.:塚田と、
サポートでGt.:SHINJIとBs.:TAKAを交えて
"THE CAFETERIA"結成。
3/30
地元の音楽仲間での企画ものがあり、カフェ初ライブ。
当時のビデオテープが残っているが、
もうとても人には見せられたものではない。痛い。
ちょうどこのライブを境に当時バンドの行く末を
悩み続けていた越がカフェテリアを解散させようと
何度となく考えるが、その度に須藤がそれを諭していた。
青春そのものな二人の浪人時代であった。
この頃現Gt.:和泉が越から初めてギターを
教わりはじめる。やったその日のうちにコードの「F」
(バレーコード、ギター修得の第一の壁)を難なく修得し、
越に「なんだよそれ、なんかずるいよ」と言わしめる。
そしてこれを機に一週間後彼をいきなり
正式メンバーとして温かく迎え入れ困惑させる。
ベースも正式メンバーが欲しいよねということになり、
駄目元で現Bs.:鈴木に声をかけてみる。あっさり承諾。
あまりに事が上手く運びすぎて動揺する越。
この頃もまだ越はバンドの今後を悩んでいたが、
和泉のギター購入、鈴木のベーススピード購入により、
いよいよ後に引けなくなってくる。
この時点で現在のカフェテリアの基本形ができあがる。
3月
越、須藤共に無事大学入学が決定。
しかし、これが原因で須藤単身静岡県の学校へ飛ぶことに。
バンドの練習をしようにも東京にドラムがいない……。
越、一層バンドの行く末に一抹の不安を抱く。
そして特に目立った活動もなく時が過ぎていく。
一部で密かにカフェ解散の噂をささやかれる。
そして水面下で初心者強化がのーんびり行われる。
10月
ドラム不在のカフェテリアに越が高校の時の後輩だった
Dr.:マサトを助っ人ドラマーとして招く。そして
「リズムが危うい」「無理に球数増やさないでいいから」
など数多くの罵声をやわらかく浴びせる結果を招き、
せっかく呼んだのに少し寂しそうに力無く笑うマサトを前に
申し訳ない気持ちでいっぱいになる。
4月
3年前に行われたような企画ものライブの話が
にわかに持ち上がる。
久しぶりのライブか?と胸を躍らせる。
しかし一方で塚田が活動休止願いを申し出る。
仕方なく、以前にもちょこちょこと手伝ってもらった
ことのあるKb.:和田サポートとして招く。
七夕の日にカフェテリア公式サイト
"OPEN LOUNGE"正式公開。
しかし早速HPのミスをいくつか指摘される。
カフェテリア2回目のライブ。
このメンバーになってからは初めてのライブである。
ライブ初体験者が5人中3人という状況の中、
何とか無事に成功を収める。
リーダーが一人緊張する中、
他のメンバーはたるみきるくらいリラックスしており、
この日のライブをきっかけにバンド内での
ボケツッコミ 各人の役割・立場がはっきり
露呈されたと言っていいだろう。
そしてこの日を境にKb.:塚田が脱退を表明、
Kb.:和田がサポートメンバーから正式メンバーに昇格。
5/19
5月初頭にそろそろまた何かしらみんなの目に触れられるところで
活動をしたいという話が内部で持ち上がる。
当時越と和泉がとあるアーティストに
色濃く影響を受けていたため、
二人して「野外ライブしようぜ!」やら
「外でやるならキーボードはアコでしょアコ!」と騒ぎ立てた結果、
わずか半月ばかりで本当に和田はアコーディオンを購入、
近所の大きめの公園にて
身内だけあつめて野外ライブを決行する。
この時、須藤はまだ静岡で学業に励んでいたため欠席。
大方問題はなかったものの、ベースだけはミニアンプ付スピーカー
(お菓子の箱程度)の出力が弱くて音が聞こえなかったり、
おまけに風でそのスピーカーがよく倒れる等の
アクシデントに次々と見舞われ、散々な結果に終わる。
しかしそれ以外は順調で、日曜日の昼間ということも手伝ってか、
回りで遊んでいる少年達や犬の散歩をしているおばさん方までが
集まってきてしまい、呼んだ身内とあわせて倍くらいの人の
見守る中大好評の内に幕を閉じる。
あの時行ったじゃんけん大会のプレゼント用に用意していた
カフェ音源MDは3枚全てが
見知らぬ少年達の手に渡っていったのだが、
今頃どうなってることかと思うと少しわくわくするのであった。
カフェ3回目のライブ。
この日は不運にも朝から大雨で、客足に大変な不安がよぎる。
他のメンバー(特に和泉と鈴木)に至っては気持ちが
高揚してなのか、本番前に行ったコンビニから帰って来るや否や
「おでんができてねえってのはどういうことだよ!!」
「卵を食わねえと始まらねえよ!!」
など、意味不明の憤りを見せる。
しかしそんな不安もよそに多くのお客さんに
見守られたなか大盛況を納める。
だが今までと比べて反省点も多く、
今後のカフェテリアを見つめ直すよい機会にもなった。
3月
ついに4年間の大学生活を終え、須藤が東京へ帰ってくる。
これでMDに取った打ち込みドラムでの練習ともおさらばだと
皆一同に喜び、彼の帰還を祝う。
須藤が帰ってきて生ドラムにて練習はできるようになったが、
新たに就職するなど、それぞれに置かれている社会的状況が
過去と比べてだいぶ変わってきたこともあり、
なかなかライブができずに悶々とした日々を過ごす。
年内にライブをしたいと思ってはいたものの、
結局それはかなわぬ夢に終わる。
そして来年こそは必ずとばかりに、
水面下にて活動するのであった。
2/21
カフェ4回目のライブ。
初ワンマン、初CD音源販売、初須藤車の機材搬入出等々、
初ものづくしのライブであった。
本番前にメンバー全員で近くのコンビニへ買い出しに行った際、
皆はライブハウスの方に気を利かせて
飲み物のみの購入にとどまったところ、
越は景気づけにとおにぎりも購入、
その上プリンパフェまで注文するどころか、
そのために皆を散々待たせてしまい
大ひんしゅくを買う。
本番では相変わらず楽曲と
落ち着かぬMCの差が際立っていたが、
いいも悪いも含めてお客さんには楽しんで頂けたようであり、
そういう意味では成功と言えるライブであった。
5/7
カフェ5回目のライブ。
初ブッキングライブでもあった。
本番前に越が突然、
「手作りカズー(楽器)を使いたい!」
等と言うや否や、100円ショップで材料を買ってきて
作ってみては猛反対されたり、
前回本番中の水分補給に
ポンジュースを選択した暴挙については反省するも、
腹ごしらえにおいしそうだという理由だけで
買ってきたおはぎについて、
「喉つまるんじゃないの?」「手が汚れるだろ」
「もう少し考えて買ってこいよ」などと散々に言われ、
またしてもメンバーから大ひんしゅくを買う。
本番ではカフェもそれなりに成長しているせいか、
前回に比べ短い時間ではあったが、
その分内容の濃いライブであった。
そのためか、お客さんからの評判も前回を凌駕する程の好感触。
しかし反面、反比例する様に反省点も今までで
一番多かったのもまた事実であった。
カフェ6回目のライブ。
越がリハーサル後に養成所の授業へ赴き、
その後本番直前ぎりぎりで戻って来るというタイトなスケジュールを
こなしながらのライブであった。
後日談になるが、本番前に越がいなかった事で他のメンバーは
今までにない程緊張していたという。
何の事はない、いつもは彼一人が極度に緊張するため、
「ははっまた緊張してらあ」といった具合に他のメンバーは
かえって緊張から解き放たれていたというだけの事であった。
当日は例によって大雨が降ってきたものの、
観客は前回同様の大入りであり、
評判も好調だった前回をまた更に越えるものとなった。
同時にこのライブを境に、「THE CAFETERIA」というバンドが
一段上へ、次のステージへと辿り着いた事を、
メンバー全員が何となく感じたのであった。
5/27
カフェ7回目のライブ。
当日はだいぶ定着しつつある雨模様であったわけだが、
それでもそんな雨女の力に客足も鈍ることなく
多くの方々に祝福されて迎える事ができた。
気づいてみればのんびりペースとはいえ
5人ともだいぶライブ慣れしてきた事もあってか、
今まで以上に演奏の一体感を高めたり
お客さんへのアプローチも積極的になってきたり、
MCも若干よくなってきた感があった。
その証拠に、回収したアンケートには
今まではあまり見られなかった厳しい意見や
具体的な要望なども書かれるようになり、
より多くの事を求められる水準に到達したのだと言えよう。
その反面、
Vo.越のMC中のそば茶を飲むタイミングがおかしかったり、
そもそもなぜそば茶?とGt.和泉から
また飲み物の選択につっこみが入ったり、
メインMCよりもBs.鈴木やKb.和田に発言が及んだ時の方が
場が湧くのをみてややしょんぼりしていたりと、
今までのカフェテイスト(越テイスト?)も忘れない。
そして閉幕と同時に次回ライブへ向けて
早速準備に取りかかる向上心もなお一層強くなるのであった。
